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想うこと。

第2章 第1章


だが、立花 佳苗としては早くこの関係が終わってほしい。


彼が私に飽きる日はいつになったら来るのやら。



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定時になった途端、未奈から連絡がきた。


『更衣室で待ってるね。
遅くても17時40分には会社出るよ!』


うわっ、時間があまりない。

早くキリをつけなきゃ。


急いでパソコンの電源を落とし
更衣室へと向かう私。


そんな私の姿を海東君が見ていたなんて
知る由もなかった。



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