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想うこと。

第2章 第1章


さっきも思ったけど
距離がいきなり近すぎるんだよな、この人。

「これ、俺のIDね。
よかったら連絡ちょーだい」


もうお酒回ってんのかな。

私はあんまりこの人のこと得意じゃないかも。


何かきっかけあれば帰れるんだけど…。


そう思っていると、私のスマホに誰かから電話がきた。


「すみません、ちょっと失礼しますね」


精一杯の営業スマイルを浮かべて
そっと荷物全部持って、お店を出た。




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