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想うこと。

第3章 第2章


電車の中は結構人がいて、時々私の方がぶつかってしまった。


「す、すみません」


すると、イケメンさんは私を端の方に、無言で移動させてくれた。


「ありがとうございます」


「なんか危なっかしいから」


ちょっとしてから、私の最寄駅が放送されたので降りると
イケメンさんも一緒に降りてきた。


「家までどれくらいかかるの」


「すぐなので大丈夫ですよ。
今日はわざわざありがとうございました」


「俺もすぐだから途中まで一緒に行くわ」



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