テキストサイズ

想うこと。

第3章 第2章


何かあったんだろうか。

メールとかではなく、電話なのはどうしてだろう。


【何かあったの?】


私が海東君に返信をしてからすぐに、
海東君から電話がきた。

特に忙しいわけでもなかったので、電話に出た。


「もしもし、海東君? 何かあった?」


『今日の帰り、一緒にいたの誰ですか』


「未奈の彼氏さんとその友達だけど、それがどうしたの?」


『いや、別に何でもないですけど』


「じゃあ何で電話かけてきたの?」


『何となく佳苗さんの声が聞きたかっただけです』


ストーリーメニュー

TOPTOPへ