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デリヘルの店長辞めました。

第5章 Aさん


このAさん
私の初めてのリピーターさん(本指名)のお客様。

その当時18歳の私と40歳のAさん

親よりも年上の人
バツイチで私と同じ年の息子さんがいらっしゃる。

2日目の出勤の時に呼んで以来3日に1度呼んで下さっている。

息子さんが最近思春期のせいか、なかなか話してくれないことが悩みで同じ年の私と話して息子さんとの寂しさを埋めるお父さん的お客様。


このAさん必ず会うときはお菓子やケーキなどを買ってきてくれるすごくよくしてくれたお客様。

しかし彼は会を重ねるごとに少しずつ本気で口説いてくるように…


「スミレちゃん・・こんなおじさんは恋愛対象にならないよね・・?」

「おじさんがダメとかじゃないよ?でもAさんは息子さんがいるじゃない?息子さんを大切にしなきゃ・・」

なんて会話を毎回していました。

あるときAさんは帰りがけに何かを決心したように
「スミレ!!次ぎあう時は、期待しててくれ!!!」

そうにこにこ笑いながら言っていました。

それから一か月・・
Aさんは私に会いに来ませんでした。

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