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デリヘルの店長辞めました。

第7章 Bさん

それから、このBさんと会う時は女子会風になりました。
最初はプレイをしないことに対しての戸惑いや、申し訳ない罪悪感がありましたが
店長に相談すると
「客の目的はそれぞれだから、客が満足すればいいんだ。」

そういわれてからずっとセーラー服おじさんのままに接客という名の女子会(仮)を行っていました笑



ある時
「またくるね!」
といつも通り帰る前に呼び止められました。

「いつも引きもしないで合わせてくれてありがとう。」

そうボソッと言ってくれました。

あぁ、これでよかったんだ。ってやっと安心することができました。

いつもマナーモードに設定されたセーラー服おじさんの携帯がその日は鳴りました。

ため息をつくとセーラー服のスカーフを外しながら電話にでてお相手はなんの話をしていたか分かりませんが、いつものおじさんと違い
ものすごい勢いで怒鳴るように話をし、怒りながら電話を切りました

切れる直前に聞こえた「社長!!!!」
の声に

あぁ
このセーラー服おじさん実はどっかの社長なんだ・・・

と思いました。

世の中いろんな方がいらっしゃいますね。

そしてこの方のお仕事が判明する出来事もあるのです。

それはまた別の機会に・・・

では次は一緒に働いていた女の子。
初めてできた同業者の女の子の友達?の話
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