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愛してるのに,愛せない

第2章 HR研修

このとき俺は








千晃を裏切った実彩子を許せなかった








千「うの…ちゃんに…うそ…つかれた…」

日「うん」

千「真ちゃんと…両想いだった…」

日「うん」

千「わたし…だめだっ…た…」

日「だめなんかじゃないよ」

千「私のせいで…雰囲気…こわ…した」






いつまでも自分を責め続ける千晃








ずっと抱きしめていたけれど








腕の力はとても弱く








強く抱きしめていないと








今にも消えてしまいそうだった

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