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修練の鏡と精霊の大地

第3章 冒険の旅へ

 球也が剣を構えた後ろに、足を失った巨大グモが動けずにもがいている。


 球也がその剣で、8本の足を斬り離したのだ。


「まだ生きてるよ」


 純化がそう言いながら、杖を使って殴打する。


 巨大グモは絶命した。


「この葉っぱスゴいね。むっちゃみなぎってくる」


 純化はグッとガッツポーズを見せた。


 コウヤが歯を見せて笑っていた。


「こっちも片付いた」


 莉子とコウヤの後ろには、地面に沈められた巨大グモの屍がよこたわっていた。


 これが、四人での初めての戦いだった。









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