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修練の鏡と精霊の大地

第22章 いいわけ

 主人公は高校球児の球也くんなんだけど、途中でこいつが高校球児だってことを忘れて書いてしまってました。


 何度も20歳以上のピン芸人的な扱いになってきてて、ほんま「こんな高校生がいるかっ!!」て、思いました。


 また、ファンタジーに出る職種も、よく、戦士やら魔法使いやら幻導師やら盗賊やらいるけど、そんなものは全部廃棄して、プロレスラー、占い師、散髪屋、学生って、どんなファンタジーだ……。


 ユングにいたっては、最初は人間じゃなかったんですよ。そもそも小人の国は別ストーリーで、本筋とは関係ないんですよ。


 私の中で、ユングというキャラクターが一人歩きして、変に存在感があったので、彼を出すために小人の村を出しました。


 ちなみに、小人の村は闇の一族とどうなん? と、そんな設定も出るわけです。


 これ、私的には、小人族は妖精の世界、闇の者まあ、闇の一族ともですが、寄生虫扱いなんですよ。


 つまりはパラサイト。だから、ユングもしまいには、球也達に寄生しちゃった展開なんですな。本編ではそんなはっきりとは書いてませんが。


 設定では、球也、コウヤソーヤは、球也、孝哉、総矢って名前で、野球部、柔道部、園芸部で同級生だったんですよ。名前の語尾に「や」がつく三人で、「やーさん」て、つけたんですけどね。自分の中で、これはどうかな〜て、考えて、コウヤとソーヤをカタカナにして、まったくの別キャラにいたしました。



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