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キラキラ

第24章 バースト5


「……このままここでしていいか?」

抱き締められ、もう一度ソファにゆっくり横たえられながら、囁かれる。

どうしたんだろう……昌宏さん、今日はあまり余裕なさそう。

ぼんやり聞きながらも温かな手のひらが、俺の腰あたりをするする撫で上げるものだから、俺もどんどん体が熱くなり、再び息があがってきて。

肝心な場所に触れないその意地悪な手つきに、我慢できなくなる。


いーよ。

きて。

……抱いて。


「……ぅん……」

了解なんだか、吐息なんだか、よくわからない答えになったけど、昌宏さんは、ふっと微笑んで、俺の片足を持ち上げ大きく広げた。

予想外の体勢に、軽く目を見開いたら、昌宏さんは、にやりと笑ったまま俺の視界から消えた。

え……と思ったと同時に、さっきから放置されていた体の中心が生暖かいしっとりしたものに包まれる。

「待っ……それダメっ」

シャワー浴びてないってば……!

すぐに、何をされてるか理解し、静止の声をあげようとした。
ところが、すぐ始まった行為に、一瞬息が止まった。

「っ……あああ」


そのままじゅぷじゅぷ水音をたてながら、一気においあげられる。
体が、かあっと熱くなり、血液が一気に逆流をはじめた。

「あん……やっ……あっあっ」

恥ずかしすぎて、愛撫されてるところはとても見れず、両手で顔を思わず覆った。

足を閉じようにも、開かされたままソファにおしつけ固定されてるから、無駄だった。

昌宏さんは、時々口を離しては、ねっとりと舌でなめあげたり、唇で転がしたりして愛してくる。
そのたびに、ひくりひくりと震えた。

……気持ちいい……

恥ずかしいのに、体は正直で。

もっと…、というように、思わず腰をうかしたら、突如強く吸い上げられた。

「あああっ………!」

目の前が真っ白になる。
ぐっと背中がしなった。

瞬間、びくびくと体が震え……吐精した。

その間も、ずっと続く吸いあげられる感覚。

「あっ…んぁっ……っ」

一滴残らず飲み込んだらしい昌宏さんは満足そうに、最後にチュッと音をたてそこにキスをして、体をおこした。

弾む息を整えてる俺。
涙で滲む世界のなか、昌宏さんは軽くウインクした。

「……最高だ、智」

……なにがだよ。

「………ばか」







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