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満たされない

第2章 彼氏[リョウ]*2

「たっだーいまーっ」

リョウが語尾に音符をつけていそうなテンションで帰ってきた。

「おかえりー」

いつものように出迎える。

「やー実家Wi-Fi使えないから大変だわー」

「だって田舎だもん」

こんなくだらない会話をしながらなんの躊躇いもなく、二人で布団に入る。

「んんー...眠い...」

リョウは眠そうだ。

これはガマンコースだな。

「寝る?何時に起こす?」

「んー16:00ー...」

「りょーかい」

そういってアラームを16:00にセットする

そしてリョウは眠りに落ちていった

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