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私の心

第3章 第三章〜新しい母の彼氏〜

「初めまして、名前はりょう!よろしくな」

ちょっぴり男の人にびっくりする私たち姉妹。

母「大丈夫よ、優しい人だからね」

ナチとカナは軽く挨拶を、しばしば

遊んでもらってた。

夜になれば聞きたくもない喘ぎ声がする

二階で寝てて、一階にしかトイレがないため、

夜中はトイレに行けない。

また宿題をしてた時、どうしても分からない

所があった。

ここの所解けるまで、飯抜きぞと、、

りょうくんに言われた。

あげくのはて、

「ドン」

「まだ解けんのか!!!」

と怒鳴られる。


同時に母親からも責められる。

そう初めて赤の他人から怒鳴られた。


逃げ場のない私には

悔しくて虚しくて、涙が溢れた。。。


でもそんな母はりょうくんと別れ

すぐに新しい彼氏をつれてきた。

あだ名が「山ちゃん」

この人は今でも印象が残ってる。

後で聞いた話しだったけど、山ちゃんには

奥さんと子供がいたらしい。

いわゆる不倫だ。

山ちゃんはとにかくとっても優しいかった。

私たちを常に笑わせてくれて、

変顔したりして、

宿題は丁寧に教えてくれて、

遊びに来る時はケーキや女の子が好きそうな

おもちゃも買ってきてくれる。

そして、遠方に遊びに行った事もあったかな。

山ちゃんがお父さんだったら嬉しいなと

何度も思った。

そんな山ちゃんも母と別れてしまった。。


そしてナチ三年生になると、

また新しい人が家に来た。

そう、そのうち母親と結婚する事になる人

けんちゃんだ。

でき婚だったかは忘れたが、

けんちゃんもとても優しいかった。

私とカナと母親とけんちゃんで、

たくさん出かけた。

遠方によく遊びに行って、

当時ラルゴと言う大きな車に乗ってて、

とてもその車が大好きだった。


その車に乗って皆んなで出かけることが

すごい楽しかった。

そして3番目の妹が産まれる。。。

みはるだ。

私が小学校四年だった。

苗字が新しいパパの名前になり

クラスの皆んなにも発表した。

たまたまシングルマザーの友達も何人か

いたため、苗字変更はそんなに

気にされなかったと思う。

そして新しい家族3番目のみはるとの

生活が始まる。。。



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