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ビタミン剤

第45章 残暑


Sside



カーテン越し
窓のすぐ外にはおっきなプールがあるのに


お天気も良くて、汗ばんだ身体で気持ちよく
水遊びをしたいねって
誘われて履いたお揃いのビキニの水着は
もうあたたかく湿ってきてる。




日焼け止めを塗るからって脱がされたシャツ

でも、いつまでたって素肌に触れてくる雅紀の
掌の感触はなくって

雅紀が無言になるってことは、ろくでもない事を
考えたりするのが殆どだから
不穏な空気になる前に声をかけたんだけど
…ひと足遅かった



「……翔っ…」

やわらかな声で耳元で囁かれる名前
背後から抱き竦められて胸を愛撫されながら
首すじの弱い部分に落とされるたくさんのキス



やだって言っても
やめてって言っても
雅紀の暴走はとまったことなんてないんだ。


背中に押し付けられてる雅紀の下腹部の熱を
帯びてる誇張してる部分

水着の上からはみ出してて
その先端部分の先走りでぬらぬらしてる部分を
ぐりぐり押し当ててきてる


雅紀が喜んで気持ち良さそうな
呻き声を漏らす括れと亀頭の先端部。

口の中に含んだときの
雅紀の大きさ、カタチ、匂いに味わい

おもいだすだけで口腔内にじゅわりと
物欲しげな唾液があふれてきそうになる。



昼間っからそんなこと考えちゃダメなのに







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