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ビタミン剤

第45章 残暑


薄紅色に色づく素肌
温泉の雫が翔の身体をきらきら輝いて見せて
脚の付け根のやわらかな陰毛がぺたりと素肌に
くっついてる。
タオルで隠してても薄っすら透けて見える
翔の下腹部をより露わにしていた。




「しっ、翔…ちょっとだけ離れてもらえる?
それ、隠してくれないと…
俺が、あの、目のやり場に困るんだけど」


「雅紀、あのね…
俺からも雅紀にこんなのはじめてをあげたいんだ…
あいの湯の貸し切り時間延長してもらえる?」


うすくだした舌先が厚みのあるくちびるを
舐める妖艶な表情で俺を見下ろす翔。





艶やかな翔に酔わされて、完全に堕ちた瞬間



「えっと…えっと…
貸し切りの延長は特別なサービスのご提供を
伴うことになるんですけど……」

「特別なサービスって?」

「露天風呂で長湯されてお客様が湯冷めしたり
しない様に、
ずっと離れずくっついて身も心もあたためる
特別サービスでございます。」







絶賛特別サービス奉仕中

まさか翔のほうから誘ってくるなんて
子宝の湯ってかなり効能があるのかも!!

胡座の上に抱きかかえるように
翔とひとつにつながってる

熱にうかされたように何度も何度も翔が
情熱的なキスしてくるんだ

そんなに吸い付いて甘噛みされるとくちびるが
落っこちそうなくらい。




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