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ビタミン剤

第9章 金色の雨



「続きは雅紀の部屋でね」


「…ぁ…うん…」



夕食は麻婆豆腐、天津飯、海鮮スープ
中華定食風
弟がつくってくれてた中華スープの素が
冷蔵庫の中にあったから
それをベースにしたらけっこう本格的な
味になってくれてる

2人揃っていただきますして
久しぶりに翔ちゃん目の前にして
2人の楽しい食事時間



洗い物を手伝ってくれてて2人並んで
立つキッチン相合傘の距離よりもずっと
触れ合っていられる。


「マジでめっちゃ美味かった
ごちそうさま、雅紀。」

「うん、よかったぁ
今夜の出来は我ながらなかなかって
思ってたんだよね〜
あ、翔ちゃん先にお風呂はいってね
俺その間に翔ちゃんに飲んでもらい
たいの用意しとくから。」


「じゃあ、さきにお風呂もらうね。」


さてと、
翔ちゃんの為に美味しいカクテル
用意しなきゃ。
焼酎は来年の誕生日用にって買って
おいたやつだけど、
今夜開けちゃっていいよね。
バーテンダーのドラマの時にいろいろ
教えてもらって練習もいっぱいしてて
よかったぁ。

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