ビタミン剤
第11章 innermost
「…っく…ニノ、うけとれよっ…」
最高潮に達した瞬間をどこかしら冷めた目で
見れてる。
ニノの口の中いっぱいに、自分が注がれて
吐き出したもので汚されてく様子をカメラ越しで
眺めながら
まだ出し切れてない残りの残液を顔にかけても
イイからって言ってやると、天使みたいな
無邪気な微笑みで顔中に浴びてやがるから
さすがに、生唾を飲み込んだ。
生け簀の鯉が、口をパクパクしてエサを
ねだるみたいに
完全にイっちゃってるニノの惚けた顔。
「どう美味い?もう飲み込んでいいよ。」
「うん、おぃひぃ…
翔、ちゃんの…だぁい…すきぃ。」
そういって鼻の頭から垂れる雫や顎を伝って
落ちてる精液まで丁寧に指ですくって舐めて
やがるから
ぜんぶの表情をしっかり記録しててやる。