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ビタミン剤

第11章 innermost




確かにリスクは少ないに越した事はない。

定期健康診断

定期精密検査


嵐を背負って生きるからにはそれなりの覚悟も
必要で、パートナーを決めていればその分の
リスク数値は下がる。


考え事しながら俺が腰を動かすのを止めると
不満気な瞳で俺を見下ろしてくるニノがいる。


「ん、もう、翔ちゃんのいじわる
あん、ねぇ…動き…止めないでよ。」


「いじわる?
じゃあニノが俺の質問に正直に答えたら
ほしいだけ突いてやるからさ。」


「や、ぃやヤダぁあん…イぁ」


「ダーメ、じゃあまず一つ目の質問ね」


「ニノは恋人の相葉雅紀と櫻井翔
どっちが好き?」


「まーくんそんなのまーくんだよ。
相葉雅紀に決まってるもん。」


もちろん即答してきた。
見下ろして答えるニノには迷いなど微塵も
無くて、濡れた瞳が挑発的に睨みつけてくる。


「へえ、じゃあ2問目ね。
じゃあ相葉雅紀のどこらへんが好き?」

「…ん、すっごく優しいとこ。
素直で、はぁ笑顔が可愛いくて…ンぁ
力強くて、すこし…天然さんで…
ひゃ、ぁ、乳首やめっ…イたぁッ!」


なんか聞いてて腹立ってきたから右の乳首を
キツめに摘んでやった。
ま、質問してるのは俺なんだから仕方ないん
だけどさ。




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