ビタミン剤
第11章 innermost
「相変わらず乳首感度イイな、
ニノはかわいい薄いピンク色だね、
潤のはキレイな濃いピンク色だよ。
ニノのココ、相葉ちゃんに
いっぱい舐め舐めしてもらってるの?」
愛しい恋人の名前を出されると
ぎゅうぎゅう俺自身を締め付けてきやがる
いやらしいニノの蜜壺。
本人が全く無意識ってのがまた絶妙。
「まーくんはぁ、いっぱいいっぱい舐めて
くれるもん。
キスもいっぱいしてくれるし…んんっ
…はぁほんと、だよ…」
あらら、名前呼ぶだけてそんなかわいく
蕩けた顔しちゃうんだ。
無意識でまた締め付けて来やがる。
「すっごくすっごく優しく抱いてくれて…
……ぁん…ふぁ…はぁ…ゥァ
いっつもいっつもしあわせな気持ちに
してくれるもん。」
俺に突っ込まれてあんあん感じながら言う
台詞かよ!
まだ気づかないのかね、鋭いニノらしく
ないんだよな。相葉ちゃんのことになったら
思考も、行動もまるで少女みたいに
なってるって事に。
「じゃあ最後の質問ね。」
両手で腰をしっかりとホールドしてやって
繋がり具合を深めてやると、悲鳴に似た嗚咽を
漏らすニノ。
「なら、どうしてニノはここに来るの?
なんで愛しい恋人の相葉ちゃんだけで
我慢できないの、なんで櫻井翔のところ
に来るわけ? 」
「……ぁ……ぁ…ん…ああっ」