ビタミン剤
第11章 innermost
「今ニノに突っ込んでアンアン
泣かせてひいひいよがらせてる相手は誰?
ニノは今誰と気持ちよくなってるの?」
「…やっやめ…んッんん…ぁ」
「さっき散々咥えてえげつない動画まで
撮られながらおかわりって、いやらしく
フェラしてたのは誰のものにしてた?」
ニノの涙腺が俺の台詞と同時に緩みだして
頬に伝う雫を生み出してはじめる。
止まらない涙が俺の腹にも落ちてきてる。
「キスも中出しも大好きな相葉ちゃんとだけ?
笑わせるなよ。
さっきニノが熱い精液ぶっかけられて
美味そうにぜんぶ飲んで、今もぎちぎちに
咥え込んで離さないようにしてるのは
相葉雅紀じゃなくて、俺、櫻井翔だろ。」
「…ンぁや、やめ、だって、…やだ
…もうっぁ…や…ぁふぇ…ぁ…」
事実をありのまま突きつけてやったら
ぐずぐず鼻をすすりなきながら俺の上に
突っ伏してきて、とうとう本気で泣き出して
しまうニノ。
「ほら泣くなよ、もう降参でしょ。
ちゃんと俺に本気のキスができたら許した
げるし、ニノのこと最高に気持ちよくしたげる。」
「…ぁ…翔…ちゃん…」
「ほら、ニーノはやくっ」