ビタミン剤
第3章 修行
「いやらしい修行してるニノが
鏡に映ってる、ほら、見てよ見なよ。」
「…ぁん…やめっ…やだ。」
「なんで?
修行したかったのはニノでしょ。
ちゃんと見てないと、
頑張って俺と修行してるとこ。」
「、言うなっ…翔ちゃん
ふぁ、ゥあ…やめ、恥ずかしぃ。」
「なにが?
なにが恥ずかしいの。
服着たまま風呂場ヤるのが?
それとも
抱っこされながらニノのやらしい
部分が俺のをしっかり咥え込んでる
の見るのが?」
「ひやぁ‥ぃ‥‥
あっ‥翔ちゃんぁんん。」
「そんなかわいい声で鳴き叫んでも
この修行は止めてあげない。
修行って辛いもんだからね。」
浴槽に湯はりをしてる間、
ふちに腰を掛ける俺の膝の間には
しゃがみこんで奉仕するニノがいた。
俺のモノに口淫を施す様子を
湯気越しに眺めながら
優しく髪を撫でてあげる。
瞼をきゅっと閉じて
丁寧に丁寧に舌とくちびるとを
使って奉仕をすしてくれるニノ。
ジャケットは脱がせたけど
シャツとネクタイはまだ身体に
着たままで
靴下もまだ履いたまま。
水滴と汗をひたいに浮かべ、
舌全体をねっとりとからませながら
俺のモノを喉奥深く呑み込んで
嬉しそうに目を細めてから、
小さな口を窄めて
きつく吸引してくるから
危うくもっていかれそうになった。
「ニノ、こっち見て。
ダーメちゃんと咥えたまんまで
俺とする修行好き?」
閉じたまんまの目蓋が
ほんのり愛らしい色に染まりながら
こくこくと小さく頷くニノ。
「じゃあ、お口の中に
いっぱい出してあげるからね。」
「ん、…ぁんんん…はぁ…ゥ。」
ご褒美は口いっぱいに広がる苦味。
喉を詰まらせて、
涙目でむせ込みながら
一滴も零さずに嚥下してくれるから
うれしくて抱き寄せてあげる。
「ニノ、ありがと。
すっげえ気持ち良かった。」
「ね、…足りない。
翔ちゃんまだぜんぜん
足りないよ。
もっと‥修行…ぁ…したい。」