ビタミン剤
第13章 ぼくのペット
昨夜左胸につけた鬱血の痕。
太腿の付け根あたりにも鬱血の花びらを散らせた。
昨夜の濃密なSEXで潤の蕾の奥にたっぷり放出した俺の精子。潤の花芯からも蕩けるような蜜の
雫をしたたらせて握り締めてきつく擦りあげていったら撒き散らすように溢れ出た白濁のあまい蜜。
太腿の鬱血の花びらにもべっとりと飛び散らせて
それはそれはキレイな飾りになってて
しばらく見惚れてたりした。
自分の言った台詞に潤は興奮してきてるはずで
だってくちびるが僅かに震えてるし呼吸も
荒くなってきてる。
「ちゃんと謝ったし、中出ししてもすぐに全部
俺の腹の上に指で掻き出してあげたよね?」
昨夜の事を思い出して顔を真っ赤にしてる潤を
更にやらしい言葉で責め立ててあげる。
「テッシュで拭こうとしたら翔さんの出したの
ぜんぶ舐めたいって、言ってくれたのはたしか
潤だったと思うけど。」
「……なっ、なんでそんなことっ。」
ほら、陥落でしょ。
毛布をはがしてあげたらスウェットが膨らんで
上着で隠そうとする潤がいてるから布地越しに
ぎゅっと強めに握り締めてあげた。
「…やっぁ…やっだぁ、やめっ…翔さんっ。」
ほんとは直接触って欲しいくせに。
ほんとはグチュグチュ卑猥な音を響かせて
擦りあげて欲しいくせに。
そんな色気を孕んだ眸で睨みつけるのはさ
逆効果になるんだよ。
潤はもっと自分の本質を知らなきゃ、
危なかっしくてはらはらする。