ビタミン剤
第13章 ぼくのペット
Jside
何かを可愛がりたい愛したいっていう感情は
一種の征服欲なのかもしれない。
愛されたい
必要とされたい
求めてもらいたい
嵐の中で一番年下だから?
支配下に置いて自分が世話をやくことによって
向けられる無償の愛情に満足感を得たいって
考えは間違ってたりするのかな?
「ほんとにイヤなの?
こんなに膨らんで硬くなってるのに?
たぶん中の潤の先、もうヌルヌルでしょ。」
翔さんの意地悪な言葉が耳の中から襲ってくる。
ここで陥落したら何時もみたいな済し崩しに…
「…ぁ…やめっ翔さんの、バカッ
翔さんが触ってるからだろっ、放せよっ!」
素直じゃない台詞を強めの語気で吐きだす。
翔さんの潤んだ眸が真っ直ぐに俺を捉えてきて
熱っぽくて優しくとろけるような視線で
みつめてくるから、身体の奥の熱が下腹部に
集まるのを感じてくる。
昨夜みたいにすこし強引に咥えさせてられて
おもいっきり喘がせられて、最後には顔中に
翔さんの熱い飛沫を浴びせてほしいとか
不埒な感情が芽生えそうになってきてしまう。
そんな時、聞こえきた足音。
小さなカイザーが起き出してリビングから走って
来たようで、寝室の部屋の扉を爪でガリガリして
クンクン鼻をならして鳴いている。
「いじわるしてごめんね、潤。
ほら、ちゃんと手も放したからゆっくり
昼寝しときなよ。俺はカイザーとリビングに
居てるね。さ、カイザーおいで。」
アンアンッ アンアンッ
ゆっくりと扉を閉めて出て行ってしまった。
自分の願った通りにされただけなのに、
1人取り残された俺はおさまりきらない熱と
惨めさに泣きそうなって枕に顔を埋めた。
何かを可愛がりたい愛したいっていう感情は
一種の征服欲なのかもしれない。
愛されたい
必要とされたい
求めてもらいたい
嵐の中で一番年下だから?
支配下に置いて自分が世話をやくことによって
向けられる無償の愛情に満足感を得たいって
考えは間違ってたりするのかな?
「ほんとにイヤなの?
こんなに膨らんで硬くなってるのに?
たぶん中の潤の先、もうヌルヌルでしょ。」
翔さんの意地悪な言葉が耳の中から襲ってくる。
ここで陥落したら何時もみたいな済し崩しに…
「…ぁ…やめっ翔さんの、バカッ
翔さんが触ってるからだろっ、放せよっ!」
素直じゃない台詞を強めの語気で吐きだす。
翔さんの潤んだ眸が真っ直ぐに俺を捉えてきて
熱っぽくて優しくとろけるような視線で
みつめてくるから、身体の奥の熱が下腹部に
集まるのを感じてくる。
昨夜みたいにすこし強引に咥えさせてられて
おもいっきり喘がせられて、最後には顔中に
翔さんの熱い飛沫を浴びせてほしいとか
不埒な感情が芽生えそうになってきてしまう。
そんな時、聞こえきた足音。
小さなカイザーが起き出してリビングから走って
来たようで、寝室の部屋の扉を爪でガリガリして
クンクン鼻をならして鳴いている。
「いじわるしてごめんね、潤。
ほら、ちゃんと手も放したからゆっくり
昼寝しときなよ。俺はカイザーとリビングに
居てるね。さ、カイザーおいで。」
アンアンッ アンアンッ
ゆっくりと扉を閉めて出て行ってしまった。
自分の願った通りにされただけなのに、
1人取り残された俺はおさまりきらない熱と
惨めさに泣きそうなって枕に顔を埋めた。