ビタミン剤
第15章 陽だまりの午後
「もう、やだぁ、許して…ぅあ
…翔ちゃん…も、ゃあんッ」
あーい あーい
リズミカルで激しい上下の揺さぶりに海くんはうれしそうにはしゃいじゃってる。もしかしてお馬さんにでも乗ってるって思ってるのかな。
「かずのせいでしょ。
俺の両腕を拘束して、あんな挑発的な和也とか見せられておさまるわけないし。
あと、もう一回は付き合ってもらわないと
このままイクからね。」
「ゃあっ!ムリっ、やめっ…ぁあ…んん」
キャァキャァキャァキャァ
翔ちゃんが激しく突き上げる馬並みの馬力は海くん抱っこしてても半端なく伝わってきて、
今度は俺のほうが先に翔ちゃんの手のひらで果てちゃった。
更にひっくり返されて四つん這いの格好にされて
翔ちゃんにバックで合体されて、
ガツガツ突き立てられちゃったり。
俺たちから放れてハイハイでおもちゃ箱に向かう海くんがうれしそうな笑顔で振り返る姿は
俺にはもう涙でよく見えなくて、最後は無理やり首を傾けて翔ちゃんに夢中でキスしながら
また2人同時にイケちゃったんだ。
おしゃぶりしてのお昼寝は
できなかったけど
翔ちゃんと自宅で2人きりで過ごせる休日くらいには堪能してもらえたかな。
今度は俺が海くんと風呂にはいらせてもらって
洗濯機、乾燥機まで借りる羽目になった事は、お義母さんに事後承諾の謝罪をしておかないとね。