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ビタミン剤

第17章 遺言


今年は生き急ぐみたいに
時間に追われる日々が多くてすれ違いの日々もけっこう多かった。


ドラマで共演出来たことはおいらの今年一番の収穫

来年は少しのんびり過ごしたい
描きかけの絵も仕上げたいし造りたい作品もある、

それに翔ちゃんと二人で釣りにも出かけたい。


指先が繊細で器用だって言われたりするけど、実は足の指とかもけっこうな具合で動かせたりできるんだよね

ムクムクと悪戯心が湧いてくる

万年筆を移動させた右足の爪先で
翔ちゃんの股間部分を優しくタッチする。



「もう張り詰めててぱんぱんじゃん
おしゃぶりしながら感じてんだ
咥えて舐めただけでこんなになってる。」

「…ふ…んん…ぁひぅっ」


身体を捩って逃げようとするけど逃がさない


「…翔ちゃん…可愛い…」

少し力を込めて摩るように刺激してあげると
薄っすらと涙ぐんだ目元で上目遣いにおいらのこと
見上げてくる。


「…智くん…も、ベッド行こ…」


必死で囁いたなれない台詞
ホッントにかわいいなぁ

快楽のうねりに流されないように身じろぐ
翔ちゃんもだいすきだ

でも、今日は優しくじゃなくて
意地悪めに愛してあげたい
おいらが目の前にいて終活なんてするいけない子には躾が必要だよな。



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