無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『かずの唇から聞かせて
どうしてほしい？』


「ぅ…ぁ…翔、はぁ…ちゃ…んんぁ」


下着の布越しから突き上げて誇示する昂りを慰めてくれる人はここには居なくて
大画面に広がる翔ちゃんの顔ぽてりと厚みのある下唇を眺めながら呼吸を乱して、覚悟を決め下腹部の昂りを直接外気へ触れさせるように引き出した。


窮屈さから開放されて完全に勃ちあがってるものは
鈴口からはしっとりとしたぬめりの先走りの雫を垂らしてる。


きっと翔ちゃんが見たらひどく喜んでくれるだろう

あんな画面の中で見せる真面目な顔や無邪気な笑顔じゃなくて
俺しか知らないとんでもなくスケベな笑みを浮かべながらきっとあまい囁きで責めたててくれる。

『かずこっちもたいへんみたいだね
ほら、ぐしゅぐしゅのヌルヌルで糸まで引いちゃってる、いやらしいなぁ
指だけの刺激で足りるかな？』


言葉で狂わせて、唇で狂わされて
翔ちゃんの指先が手のひらが最後まで足掻こうとする。
俺の残りわずかな理性を確実に握り潰してくれる



「翔ちゃん…おねが…ぁして…んぁ…
いっぱ、ぃ…もっとぉ、き、持ちよく…て…」



『ちゃんと言えたね、お利口さん
かずのことうんと気持ち好くしたげる。』


全身を戦慄せながら吐き出す俺の懇願を
翔ちゃんが嬉しそうに受け止めてくれる時、
間もなく与えられる逢魔が時の始まりで
底なしの快楽の渦の中に落とし込まれていくんだ。