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ビタミン剤

第19章 ニンカツ

Nside


「ぁ、ァあ、んぁ、まーくん
だい…すきぃ…妊娠させて…
…ぁ…他の人としちゃ、ヤダ…ぁん。
だれにも…あげない…産みたい…からぁ
まーくんのは…んぁ全部…
俺のモノ…ぁうっ…ぁあ…イイっ
…俺だけに…いっぱい、注ぎこんで…」


まーくんの誘い水の台詞に乗せられて
言うつもりなんてなかった言葉がくちびるから
溢れだしてしまう。

密着する肌同士が溶け合うような
もうどちらの熱なのかもわからないくらい。
粘着質で卑猥な音色を響かせる2人だけの蜜時間。


「うんニノちゃんだけだよ。
約束するし、誓うからね。」

「ぁア、ああ…ダメ、もう、ぁい、イクっ。」


内壁の刺激だけで絶頂に導かれて。

背中を仰け反らせて、倒れ込みそうになる最中に 喰い千切ってやるほどの下腹部に力を込めて収縮
させるとまーくんも耐え切れずに、
呻き声をあげながら俺の中で3度目の吐精を迎えた。


ぐったりも放心状態の俺が落ち着くのを待って
やさしく抱き上げて風呂場へ連れてってくれる。

適温の湯はりをしてある浴槽には今夜は
モコモコ泡のでる入浴剤をたっぷり入れてた。

2人が余裕で仲良くはいれるくらいの広さの
湯船いっぱいに、モコモコアワアワの世界。


「ニノちゃんごめんね。
中いっぱい出しちゃったし
きれいにするの手伝おうか?」


「やだ。まーくんの指ヤラシイもん。
それに、出さなくていいし。
俺、今夜妊娠してるかもしれないんでしょ?」


「ニノちゃんごめんね。
あれは、その…だったらいいのになぁって
単なる俺の希望というか、願望ってなだけで
ごめんっ、ほんとにごめんってば。」

ここでへたれになるんだから。
いきおいよく泡を吹いてまーくんの顔に
アワアワの髭を生やしてやった。

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