ビタミン剤
第20章 ウブじゃないアナタ
枕をベッドと背中の間に差し込んで
腰を持ち上げるようにして浮かせてから
膝ウラを押さえ付けるように抱えてあげると
引き締まった双丘が高い位置にきて
俺の目の前で両脚を開脚して翔くんの蕾が露わになる。
その先には驚愕する翔くんの見開いた瞳。
翔くんの感度のいい性感帯のすべてを
俺に曝けさせる恥ずかしい姿。
たった今まで咥え込んでた部分が物欲しそうに
小刻みな蠢きをみせながらぬらぬらした粘着質な
輝きで妖しく誘ってくるかのように収縮している。
まさしく興奮をそそられる絶景
「っやぁ…潤っこんな…やだっ!いやいやっ」
「なんで?最高の眺めだよ。
翔くんの感じるとこ、俺の眼の前に見えてるし
ぜんぶ触れる。」
上半身の翔くんの口は、顔を真っ赤にさせて
涙をこぼしながらやだやだって首を左右に
振って抵抗する台詞を言ってるのに
下半身の翔くんの口はこんなにも淫らな恰好で
貪欲に物欲しそうなお強請りをしてる。
たまんねぇ
知り尽くしてるはずなのに
翔の身体中ぜんぶあばいて奪って俺のものに
してるはずなのに
こんなにも煽られて欲情させられてる
「見えてる?翔くんのココ
ヨダレ垂らして欲しがってる。」
「んんっ…ぁ……やっああ…」
たった今まで挿入して激しく抽送してた
からひどく熱くてヒクヒク息遣いてて
内側の粘膜の熱を計ってあげたくなった。