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ビタミン剤

第24章 愛の戦士



腕の中ですんすん鼻を啜りながら
涙をぽろぽろこぼす翔が堪らなく
可愛いくてムギューって抱きしめちゃう。


「いっ痛いよ、痛いってば!
じゃあなんで、そんな勃ってて
ヌルヌルになってるの?雅紀が自分で
擦って触ってて気持ちいいからでしょ?」


ドキッ!
するどい指摘…
あちゃーしっかり見られてたんだ。


愛の戦士、アモーレ雅紀
…一生の不覚だぜ
だけど、このピンチを乗り越えてこそ
本物の愛の戦士になれる筈っ!



「ちがうよ!
真面目に予習してる翔のかわいい顔を
見てたらこんなに勃っちゃったの!
ほら、さっき翔の背中にもぐりぐり
押し付けたでしょ?
その時、翔の乳首をくにくにした指先の
感触もすっげえかわいかったから
だから、こんなにギンギンなの」

「……うそだぁ…」

「ほら、その顔だよ。
今日は眼鏡っ子の翔だから可愛いさも
色っぽさもかなり増量中になってんだよ?
そんなかわいい翔見てたら直ぐギンギンに
なっちゃうもん。」

「…ホントにほんと?」

「うん、
翔が可愛過ぎて我慢できなくなってたんだ」



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