ビタミン剤
第24章 愛の戦士
「じゃあ…どうしたら…俺も
雅紀のいけない子に触ってもらえるの?」
小首を傾げて微笑みながら問いかけてくるから
抱きよせて、翔の耳許でその質問の解決方法を
教えてあげる。
「うーんとね、
翔が泣き止んでいっぱいキスしてくれたら
コイツも喜んでいっぱいいろんなところを
触ると思うよ」
「ホントに?」
「ホントにホントっ!」
「右のコイツも、左のコイツだって
いっぱい翔のこと触りたがってる。
ここもホラ触ってみてよ
さっきからソイツもずっとこんなだよ?」
「…ぁ…っおっきい…こんなの…
すぐに…入んないかも…」
ぐっはぁぁ!!
直下型できたぁ
刺激的過ぎる翔のあまい囁き
愛の戦士の弱点を突いてくるとは
さすが努力家のアモーレな恋人。
「大丈夫、
翔のかわいいところいっぱい舐めてから
じっくりゆっくり優しく解して
奥まで入るようにしてあげるからね」
「…雅紀の…いじわる…」