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ビタミン剤

第5章 夏まつり


遠慮がちに歯をたてるニノの顔が
可愛くて、ついイジメたくなるのは
仕方ないよね。

腰のストロークを早めて
奥深く抉りぎりぎりまで引き抜いて
ニノの1番感じる深いポイントに
打ち込んであげると



「ぁうっ…んぁ…ぁあやぁらぁ!」


ガリッッッッ


「いっッ痛っぅ!」


ほらね。
我を忘れて夢中で噛み付いてきた。
この愛らしい恋人のマーキング作業も
堪んないんです。

鉄分の味がするキスをしながら
繋がったまんまでニノの上体を
起こし座位に持ち込んであげる。


「あ、そうだ、かず。
夕方くらいに妹来るから。」


「…は…ぁ、はん、ぁ…ぁん
は?…ぁ…っはいぃ?」


あ、我に返っちゃった。


「だから、
罰ゲームの仕込みしてくれるように
妹にお願いしてるからさ、
いろいろ準備したいし。」

「は?なに言ってんの?
ってか、こんなことしてる
場合じゃあ…抜けやァ!」


「う、やばっ。
今すんごい締め付け。
俺のモノかずに食い千切られそ。」


「うっさいわ…はやく、ぁ、ぁあ
ばか、ぁん、やめ、翔ちゃ…ぁ。」




結局2人でリビングに来れたのは
ヒルナンデスが随分進んだ時間に
なっていた。

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