ビタミン剤
第26章 ルール ver.1
「やっ…やぁ…んんっヒイィっ!」
左右の飾りを同じタイミングで噛み付いたげると
悲鳴に似た喘ぎ声がでちゃった。
身体の力も抜け落ちたみたいで
ニノが翔ちゃんの膝の間に割ってはいったら
いつもは冷静なニノのおっきな声が
「うわぁすっごい!
これって、大野さんの趣味??」
テーブルの向かいのソファで胡座座りで
サラダをばくついてるリーダーが
ニヤリと笑って見せる。
ガーターベルトに
女性もののレースの下着を履いてる翔ちゃんの
太腿にはなにかのコードと
操作するような代物が挟まってる。
まじまじと眺めて、太腿をすりすりしながら
潤ちゃんが感心するように言うから
「マジ卑猥過ぎだろ、すっげえじゃん。
今夜の翔くん完全に女の子じゃん
もしかして家からずっとこのまんまで来たの?」
コートの下はナース服で、
ナース服の下には
オトナのおもちゃを仕込まれてるなんて
ヤバいッ!!
俺の股間、もうガチガチで
はち切れそうなんですけど…
今夜のバースデーパーティの主人公を最高に
いやらしくドレスアップしてくれた
リーダーに敬意を表しちゃう。
興奮した潤ちゃんが夢中でキスしてて、
俺も横入りしてキスをしてあげてると
リーダーがニノにリモコンのスイッチを投げ渡した。
「さっさと順番決めてあげなよ。
おまえら、
いつまで翔ちゃんを待たせるのつもり?
可哀想だろ、おまえらの為にこんな可愛い
格好してずっと耐えてきたんだから」
いや、俺らのせいじゃないでしょ?
絶対、リーダーの趣味だよっ!