テキストサイズ

ビタミン剤

第29章 ルール ver.2


Sside 産まれる


ゆるしての声も、溢れる涙も完全無視
拒否権なんてどこにも無くて
4人が見守る中で強制執行

ソファに腰掛ける智くんに抱き抱えられる
ように向かい合わせで跨ぐような恰好に
されて、ニノ、潤、雅紀の3人に
見せ付けるようにお尻を突き出すようにされた。


「泣かないで、翔ちゃん
ずっとキスしててあげるから、
それなら怖くないでしょ?」

「…でも、…でも…恥ずかし…」

「俺もみんなも
翔ちゃんがだいすきなんだよ
恥ずかしとこもぜんぶ可愛いよ」

「…ぁん、指…曲げちゃ…だめっ…」

態勢を変えてからも、3人の指の侵入は
続けられてばらばらに動かされる。


「翔くんの中でアヒルチョコ解けだしてる」

「うん、すっごい甘い香りするね」

「大野さん、ちょっと指舐めて味見してみてよ。」

智くんの口許にニノの濡れた人差し指が
伸びてきて
舌先でソレを舐めあげてからニノの指を口に
含んでくちゅくちゅ吸い付いて味わってる。



「ん、翔ちゃん、甘くてうんめぇ!」


とろけるような優しい眼差しで微笑んでくれる

その笑顔と言葉が嬉しくって


「智くん、キス…ずっと…してて
産むの…みんなの、産むから…」



チョコの甘さと、精液の苦みの味がする
大人のビターな味わい、
智くんのくちびると舌で口腔をゆっくりと
嬲られながら覚悟を決めた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ