テキストサイズ

ビタミン剤

第40章 嵐影湖光



「かわいいねぇ、2人とも。
翔ちゃん、おいら嵐辞めてなくてよかったぁ。」

「雅紀は服従、ニノは作略。
智くんは共犯。みんなマジでヤバいくらい魅力だからね。そりゃアイドルの頂点までイケちゃうでしょ。」

「…ぁ…ああん、ねぇ、潤は?
末っ子だから、最期の……最期なの?」

途切れていたドーパミンが脳内でふたたび精製
されはじめ、打ち付ける腰付きを激しくして
ぶつかり合う肉慾の音をたてて突き上げていく。


「智…ぁ…っ中、超、やべえ…あつくて
絡みついてきやがる…くっ」

「…ぁん、ずるい…ふぁ…おいらだって
一瞬にこっちで…混ざりたかった…ぁ…んんあ。」

「も少しだけ待って…
潤には、もっと、強烈に教え込んでやらないと。」

「…ああ…翔ちゃん…中に出して。
おいらにも、相葉ちゃんみたいにいっぱいにして。
翔ちゃんので…ひやぁ、…ァ」



最期の審判を潤へ伝える為に

松本に与えるモノは枷
手枷でも足枷でも、がんじがらめにしてやる

生来もつ生真面目さと慎重さに
強烈な貞操観念を植え付け後で恋人を裏切るという
背徳的な罪という枷を与えることで
潤の未だ未知数の部分が露わになりより煌めくものとなり始めるだろう。


「ねぇ智くんいつか四人で俺のこと喰い殺して
ほしいな。
亡骸抱いて泣くとか無駄で馬鹿げたことより、
四人に喰われてみんなの臓物におさめられて
血肉の一部になれるのなら、こんな最高なことはないよ。」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ