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ビタミン剤

第41章 aventureはディナーの前に


大きく口を開けて舌を長く伸ばして
溢れるほどの熱くてあまい蜜を吐き出して貰える
のを待ち侘びている。

衣装に染みを残さないように注意しながら
極みの瞬間を口腔内へ出してと強請るように見上げる。


「かわいい、ワンコみたいに口開けて舌伸ばして
エロい顔、いっぱい飲ませてあげね」


ソファーから立ち上がると喉を反らせるように
頭を垂直状態に抱えられ、
後頭部を押さえつけられながら
激しく口腔内で抽送され喉深くに突き立てられる。


「……っ…クッ…翔っっ出すよ!!」

「……んんっぁ……んんっ!!」

次の瞬間
熱い飛沫が咽喉の奥へと注ぎ込まれてきた。

焼け爛れるような粘つく感覚
久しぶりの雅紀の味わいを口腔にたっぷり含ませて
すこしでも長く味わっていたいと考えてたのに
喉奥の奥に吐き出されたせいで
気が付けばすべてを飲み干してしまってた。


名残り惜しげになかなかくちびるを放そうとしない俺を見下ろして柔らかな含み笑いを見せて
頭を撫でてくれる。



「そんなに美味しい?」

「…はぁ…だって…久しぶりの雅紀の味だから」

「そっか嬉しいな
じゃあ今日は早く帰るの約束するね

「そんな、…約束なんて無理だよ」

「無理したいんだ。
ごめんね、最近翔をかまってあげてないから
ずっとさみしい思いさせてたもんね」

「……雅紀…」



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