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ビタミン剤

第41章 aventureはディナーの前に



「…ぅぅ…ふっ…雅紀のばかぁ…
これじゃ…降りれない…よ…」


運転席で半泣き状態になりながら、迷った挙句
辺りを見回してからそっと後部座席へと移動する。

ベルトを緩めてファスナーを下げて
すこし躊躇したけど、ゴムの違和感に耐え切れなくて下着の中からそっと取り出してみた。

すっかり勃ちあがってるくびれ部分に
嵌めたままだったゴムが締め付けてる状態
根元までしっかり装着しようと試みてもなかなか
上手くできなくて
弄ってる間にどんどん熱が高まってきて
気が付いたときには指で擦り上げてしまってる。



「ぁ、やぁっ、なんで…こんなとこでっ」


これ以上この場所でしちゃいけないっ
今直ぐにでもここで吐き出してしまいたいっ


理性と本能の鬩ぎ合いの最中に携帯が震えだす
思いがけない相手からの着信



「もしもし、翔?
ミラクルが起きたよっ今から帰れるから!!」

「……ふぅ……ぁう…はぁ…まさっ…
はぁ…も、っ…まさきぃ…イぃっ…」


「おへ?どうしたの?
今どこ?!どこにいるの翔っ!?」


「…んん…ぅ…ふっ…まさぁ…ふぇ…」


「誰かいるの??
どうしたの?今どこなのっっ!!」


ひどく狼狽えてる電話の向こうのおっきな声

雅紀の声が耳の奥に響く度に感応するように
身体がふるえて、
こすりあげてる指の動きが早まっていく。


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