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ビタミン剤

第41章 aventureはディナーの前に



お互い新年早々は実家で過ごしてからマンションに帰る事にしてた。
なるべく早めに帰るねって言うと雅紀んちの
お雑煮楽しみに待ってるねって
かわいい微笑みを見せてくれたんだ。

かあちゃんに頼んで持ち帰らせてもらった
雑煮をあたため直しながら
強引に翔と並んで座った炬燵。

煮込みなおしてとろとろにとけて具材が絡まってる餅を翔に食べさせてあげながら
ゆっくり咀嚼する口許の色っぽさにひどく興奮して
気がついたら押し倒してた。

新年一発目の姫初めエッチは食べさしのお雑煮の椀がのってた炬燵でのエッチ。




「あの、相葉さん着きましたけど
なにかあるなら…ここで待ってましょうか?」

「いや、いいからっ
ごめん…さっきは怒鳴っちゃって。でも大丈夫。」

「分かりました、では明後日また迎えに来ます」

「ありがとう」

手荷物を引っ掴んで駆け出す
地下駐車場の翔の車の停まってる場所まで
多分、人生の中で最高記録をだしたくらいの速さで駆け抜けた。


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