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ビタミン剤

第42章  The sho must go on



テーブルの上に広げた図面
その上に押し倒して両脚を広げさせて淫らに軀を
割り開らかせると濡れたくちびるで
挿入してくれと甘い声で強請ってくる。

「ん…はぁ…潤の、太いの…イれて?」


優しく労わるように、いつもみたいに丁寧に
徐々に時間をかけてなんてしない。

抉ぐるように、突き刺すように激しく律動していく
縋り付いてこようとする腕を抑えて
一旦翔くんの中から引き抜いた。


横向きの体勢で片足を高く持ち上げて
ヒクつく蕾をじっくり眺めてると堪え切れない
哀切な泣き声ではやくと身体を身震いさせてくる。


初めてじゃないことは分かってた

誰にこの肢体を抱かせたのか
いったい何人にここを許したのか
気にはなってた事だけど
今迄、一切詮索したり訊ねたりはしなかった


だけどもう、
そんなことはどうでもよくなった

淫乱で娼婦のような翔くんも
俺にとってはかけがえのない大切な恋人


俺のことを狂おしい程恋い焦がれてくれてた

離れていた時間を
今さら取り戻せるならとは思ってないんだ
むしろあの3人には感謝したいくらい




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