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ビタミン剤

第43章 オッカムの剃刀


「舌だしてみて、噛んであげる」

「ふ…ん……ぁ…んんっ…ぁふ…」

鼻からぬけるあまい声に唆られて
抓んで引っ張って胸の膨らみを押し潰すように
弾くようにして愛撫を続ける。


「んぁ、…ぁう…かずっ…ぁあっ」

泡のせいだけじゃない滑りが気持ち良くて
頬が赤く染まって恥じらいから、愉悦に向かって 変化していく表情がたまらない。


「握ってみて、俺と雅紀の2人の
一緒にぎゅっとしてみて、簡単だから、ね?」

「ぁ、やぁ、…らってぇ…ひうっ!」

爪をたてるようにきつく抓むと悲鳴が
色付くくちびるから漏れでた。


両手を掴んで2人の勃起してる中心を包み込むように握らせて上下に擦りあげてみてと囁く。



「あっふ、んふ、っ…ぁん…ぁん」

「かわいい声、そんなに気持ちいいの?」

「かずぅ…んふっ…ぁ…あっ…ぁんやっ」

相葉さんに見惚れてると、
浴槽からお湯を溢れさせてしまった。

湯気のせいで曇った鏡に映る背中が
ふるえるように揺れている
洗面器でお湯をすくって身体の泡を流してあげて
立ってられない身体を支えるように湯船へと
浸からせてあげる。

俺の膝の間にすわらせて背後から抱き抱えるように
うなじに吸い付きながら両手で雅紀の身体を撫でていく。

決定的な刺激にはならないように
はげしく波立つ事無く、波紋を作りながら
しずかにお湯が流れ落る程度優しい手触りで。






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