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ビタミン剤

第44章 エピテーゼ



「このリング、俺も同じの持ってる
潤くんのしっぽすっごくかわいい
とっても似合ってるよ、あとでゆっくり見せてね」

「…はぁ…ぁ…かず…」



末っ子ふたりのひそひそ話
広間の襖を開けた奥の部屋に案内される。
そこにはでっかい蚊帳が吊り下げられてて
その中には2組の並べられてる布団


「ほら、かずちゃん
ふたりで脱がせっこしなよ。
潤ちゃん来るの楽しみにしてたんだもんね」

相葉ちゃんは俺が蚊帳の中に入るのを制止させて
年上の3人はまず蚊帳越しに年下の2人を眺める
ことになった。




「相葉ちゃんもなかなかの苛めっ子らしいね」

「大ちゃんの足下には及ばないよ。
それに俺より翔ちゃんのほうがえげつないもん」


ビールとつまみを持ってきてくれた
翔ちゃんがなんの話?って首を傾げてる

かわいい末っ子ふたりの浴衣を脱がし合う姿を
蚊帳越しに眺めながら3人で乾杯した。





「潤くん、これ、乳首の痛くないの?」

「ん、さわると痛いよ…でも
痛くされるのも…好き…だから」

「潤くんかわいいっ…ね、しっぽ見せて」


捲られた浴衣の裾
突き出すような痴態でかずの前に尻を差し向ける

かずがふさふさの馬の毛束の感触を確かめる
ように撫でてる。
待ち切れずに身体をふるわせて腰を揺らして
中を掻き回してぇと哀願をする潤がいる。




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