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光を探して

第1章 パパがいなかった頃


幼稚園卒園が近づいてきたある日。
幼稚園から帰るとリビングに知らない男の人がいたて大人の男の人が苦手なわたしは秋の後ろに隠れた。


「莉心、そんな怖がらんで大丈夫やで。」

「ママその人誰なん?」

「莉心と秋のパパ。」

「パパ?」

よく見たら秋と顔が少し似ている。
わたしとは似ていないけど。


「大きなったなー!」

パパはわたしと秋を抱っこして笑顔を見せてきた。
パパの笑顔が優しくてわたしも秋も笑顔になった。

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