My name is...
第2章 4人の超能力者
ロビンが自身のIDカードを扉にかざすと
ドアのロックが解除され、部屋の中へ入った。
ロビン「さぁ、ルーシーさん、中へ。」
一歩部屋の中へ入ると、
研究所とは思えない、
まるでお城の中のような豪華な部屋が広がっていた。
この部屋に一体何百人の人が入れるだろうか。
ロビン「みんなさん!ちょっと集まって下さい!
今日から入った新人のルーシーさんです。」
バラバラに部屋にいた男女が
ロビンの声を聞いて集まってきた。
女「うわー!まだ子供じゃん!」
男「子供か…趣味がいいとは言えないな。」
ルーシー「わたし子供じゃない!
23歳よ!」
女「まじ?こりゃ失礼!」
男「ずいぶん童顔だな。」
ロビン「ルーシーさんは今日、
無事に手術を終えたばかりです。
みなさん、宜しくお願いしますね。」
女がはいはいと肩をすくめて返事をした。
ロビン「では、ルーシーさん、僕はこれで。
何かご用があればこちらの通信機でいつでもお申し付け下さいね。」
そう言ってロビンは小さな通信機を渡して
部屋から出て行った。