
Best name
第3章 君の十色
脳内の花火がドッカンドッカンやかましくて
ソウタさんにその場で言えなかった。
併せて相談も出来なかったオレは…
脳内100万発の花火に加えて
オレの脳は大パニックを起こしている。
思いきって誘ったが
正直…まさかのyesがくると
思っていなかったのだろう。
少し…ウソもついた罪悪感
オレ…女に対して
こんな緊張感持ったことねーぞ???
仕事でもやらないくらい頭をフル回転させる
ダメだ…。
ちっともまとまらない。
オレは…正直女に困った方ではないと思う。
べつに特別モテるとかではないが
スポーツ恩恵だったり
まぁテキトーに寄ってくる女はいたし軒並み平均。
人並みの経験はあったし
若気の至りでテキトーに遊んだ女もいなくない。
テキトーに口説いた相手もいるが…
"テキトー"
…自分で今自覚する。
"真剣"
がなかったから…
真剣になった時に
どうして良いのかわからないのだ、と。
自分で赤面するくらい、ガキみたいに…。
経験がないって 恐いな。
オレは…ソウタさんに助けを求めた(笑)
無性にダサい。
『えっ?ホントなのソレ~?って言うかリョーキ
本気でいくんだな~?驚きだよオレ』
『は…?!』
またジョーダンってかこのオッサン!?
このヤロ…人を…
『だってソータさん…』
『ハハハハハ~!!!まぁソレはイイとして…本当なのか?
アイルがOKしたって?』
『まぁ…一応…そうっスけど…』
『ヘー?!お前どんな手使ったんだよ!?
教えてほしいくらいだぞ!?(笑)』
『手って… なんもしてないですよ。
フツーに…聞いただけです』
『そら!ソレが一番だろ♪…へぇ~
アイルが男とデートかぁ~』
…またくわれたか、このオッサンに。
『別に…デートとかそんなんじゃ…。
じゃなくて、なんかないんスか?~その』
『門限は夕方6時だ』
『は?…』
『ジョーダンだ。ま、あとは
アイルに聞いたら?じゃあな~』
一方的に電話は切られた。
そりゃ、そうなんだけどよ…。
『~…マジかよ…』
そして
ソウタさんの「アイルに聞け」…は
「自分で考えろ」と言うように聞こえた。
オレはガックリと肩を落として
初めて女の子を誘ったガキのように…
デートプランを頭に巡らせた。
ソウタさんにその場で言えなかった。
併せて相談も出来なかったオレは…
脳内100万発の花火に加えて
オレの脳は大パニックを起こしている。
思いきって誘ったが
正直…まさかのyesがくると
思っていなかったのだろう。
少し…ウソもついた罪悪感
オレ…女に対して
こんな緊張感持ったことねーぞ???
仕事でもやらないくらい頭をフル回転させる
ダメだ…。
ちっともまとまらない。
オレは…正直女に困った方ではないと思う。
べつに特別モテるとかではないが
スポーツ恩恵だったり
まぁテキトーに寄ってくる女はいたし軒並み平均。
人並みの経験はあったし
若気の至りでテキトーに遊んだ女もいなくない。
テキトーに口説いた相手もいるが…
"テキトー"
…自分で今自覚する。
"真剣"
がなかったから…
真剣になった時に
どうして良いのかわからないのだ、と。
自分で赤面するくらい、ガキみたいに…。
経験がないって 恐いな。
オレは…ソウタさんに助けを求めた(笑)
無性にダサい。
『えっ?ホントなのソレ~?って言うかリョーキ
本気でいくんだな~?驚きだよオレ』
『は…?!』
またジョーダンってかこのオッサン!?
このヤロ…人を…
『だってソータさん…』
『ハハハハハ~!!!まぁソレはイイとして…本当なのか?
アイルがOKしたって?』
『まぁ…一応…そうっスけど…』
『ヘー?!お前どんな手使ったんだよ!?
教えてほしいくらいだぞ!?(笑)』
『手って… なんもしてないですよ。
フツーに…聞いただけです』
『そら!ソレが一番だろ♪…へぇ~
アイルが男とデートかぁ~』
…またくわれたか、このオッサンに。
『別に…デートとかそんなんじゃ…。
じゃなくて、なんかないんスか?~その』
『門限は夕方6時だ』
『は?…』
『ジョーダンだ。ま、あとは
アイルに聞いたら?じゃあな~』
一方的に電話は切られた。
そりゃ、そうなんだけどよ…。
『~…マジかよ…』
そして
ソウタさんの「アイルに聞け」…は
「自分で考えろ」と言うように聞こえた。
オレはガックリと肩を落として
初めて女の子を誘ったガキのように…
デートプランを頭に巡らせた。
