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Best name

第32章 最高の名前

『生まれる前から仲良しみたいで(笑)💧』


『~~・・・💧』





口がパクパク・・・・するぜ。




ひょえ~~~~~・・・っ。








『楽しみ・・・増えちゃった…。

けど・・・

~~~がんばらなくっちゃ…!』






『お・・・オレも💧』







『やっぱ・・・オナカ

切らなきゃいけなくなったりするのカナ…?

・・・チョット…コワイな。・・・なんてね…』






『アイル・・・』





笑ってるし

元気にしてくれてるけど



そりゃ・・・不安に

恐いに決まってるよな…。




『ふふっ・・・ウソ。ヘイキ。

~生まれる時…赤ちゃんは

もっと大変なんだって…。

苦しくて・・・すごく。

だから私…がんばる・・・!

早く・・・・・逢いたい』




そう言ってアイルは

幸せそうに

いとおしそうにお腹をさする。






オレも…アイルの

少しふっくらしたお腹に

そっと手を当てた。






『あっ…リョウキ、今…!はねた。

…って言うか、蹴ったよ?

パパの事・・・わかるのかな?』






『マジっ・・・???』




思わずしゃがんで

アイルのお腹に耳をあてる。






『ぁ・・・・・ひっこめた。かくれんぼかな?』



『チクショ~~♪』





胎動も感じるようになって

また・・・少し

どことなく

〃お母さん〃になってきたアイル。





オレは・・・



オレとアイルは今…幸せに満ちている。


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