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大型犬との同居

第2章 ~同居スタート~

大喜君は、自分の部屋に戻って着替えを取りに行く。

そして、2人で脱衣所へ向かった。

◇505号室・脱衣所◇

「これ、大喜君用の体洗うタオルだよ」

「ありがとうございます」

衣類を脱ぎながら、大喜君に体を洗うタオルを渡す。

「脱いだのは、そこのカゴの中ね」

「はい」

僕は、脱いだ服とズボンとトランクスを、カゴの中に入れる。

大喜君も脱いだ服とズボンと、ボクサーパンツをカゴの中へ入れる。

◇505号室・浴室◇

「ふぅ、五臓六腑に湯が沁みるねぇ~」

「あはは、小太郎さん
おっさん臭いですよ(笑)」

僕と大喜君は、向かい合わせになりながら湯船に浸かっている。

そこで、少し気になる事を聞いてみる事にした。

「大喜君って、腐男子とかBLに対して偏見とかないの?」

「別に偏見とかないっすよ
趣味は人それぞれですし、他人が否定する権利はないです」

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