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校えっち(校閲)ガール

第36章 伊波杏奈の事情⑥

━━━━━(離婚してしまったら僕はそれこそ
無一文になってしまう)
『ケイコの言う通りだよ。セックスを
教えてあげようとしただけなんだ。浮気じゃ
ないんだ。信じてくれよ』
(ケイコとセックス出来なかったのは
残念だけど背に腹は変えられない)
アツシは矛盾した想いをマヤに訴える。
『あの……提案があるんですけど』
ケイコが何やら切り出す。
『アツシさんと奥様のセックスを見せては
もらえないでしょうか』
アツシは身を乗り出した。
(ケイコッ。それは名案だッ。マヤは俺の
セックスが大好物。セックスだけが二人を
結び付けていたと言っても過言ではない)
アツシはマヤの服を強引に脱がせようとする。
『ゃめてよッ。あんたとは別れるんだからッ』



未央が動揺し狼狽えている中
私は悠人に服を脱がされる。

そして私は悠人に誘われながら
布団の上で放心状態の未央と位置を交代する。

「ぃや……こんなの……」

未央はそう呟くがそれを尻目に
悠人と私は唇を重ねながら
布団の上に倒れ込んだ。

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