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恋と秘密と幼なじみ

第7章 戸惑いと決心の振り子時計

「えーっ? 祥吾ってロリーターコンプレックスだったの?」
「わっ!?」

いきなり背後から会話に割って入ってきたのは美菜だった。

「ち、違ーし! てかせめてロリコンとかロリって言えよ! ロリータコンプレックスとか病名みたいだし!」
「ロリコンは病気だよ?」

真顔で冗談を言う美菜が、この時ほど恐ろしく感じたことはなかった。

「大丈夫だ、祥吾。ロリコンは治せる病気だから。まあ病院じゃなくて刑務所で、だけどな」
「俺がロリコンありきで話を進めるなよ、ったく!」

自然に笑えているか緊張しながらツッコむ。
背中にはいやーな汗が流れていた。

「でも祥吾がロリなら私の未成熟バディにも興味があるんじゃない?」

おどけた口調で美菜は髪を掻き上げながら身体をくねらせる。

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