恋と秘密と幼なじみ
第7章 戸惑いと決心の振り子時計
人をからかうだけじゃなく、自虐ネタを挟んでくる辺りが美菜のいいところだ。
確かに胸元は陽姫に比べれば幾分大きいが、一般的な二十歳の女性からみれば小さい。
その上くびれもほとんどなく、お尻も小さい。
薄化粧も手伝って顔立ちも幼さを感じさせる。
しかし声や仕草などはそれなりに歳を重ねてきたしっかりとしたものを感じさせた。
「ちょっと祥吾……ここは速攻で否定して貰いたかったんですけど……」
「いや……笑っていいのか悪いのか分からなくて……」
「何それ!? ひどい!」
美菜は自分から振っておきながら拗ねる。
しかし本気で気を悪くしていないのは目を見れば見れば分かった。
二人が笑う中、洋祐だけは真面目な顔でじっと祥吾の顔を見詰めていた。
確かに胸元は陽姫に比べれば幾分大きいが、一般的な二十歳の女性からみれば小さい。
その上くびれもほとんどなく、お尻も小さい。
薄化粧も手伝って顔立ちも幼さを感じさせる。
しかし声や仕草などはそれなりに歳を重ねてきたしっかりとしたものを感じさせた。
「ちょっと祥吾……ここは速攻で否定して貰いたかったんですけど……」
「いや……笑っていいのか悪いのか分からなくて……」
「何それ!? ひどい!」
美菜は自分から振っておきながら拗ねる。
しかし本気で気を悪くしていないのは目を見れば見れば分かった。
二人が笑う中、洋祐だけは真面目な顔でじっと祥吾の顔を見詰めていた。