無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

小指はゆっくりと狭穴を往き来し、次第にその違和感も薄れていく。

「あのね、祥吾君……もう、きっと……大丈夫だから……その……」

それだけ言うと祥吾は頷いて指を抜く。

「痛かったら言ってね……ってたぶん痛いんだけど……」
「ん。わかった」

祥吾は堪えすぎてパンパンになった棒にゴムを巻き付け、陽姫の上に覆い被さってきた。

「いくよ……」
「来て……」

キスをしながら祥吾がゆっくりと入り口を割る。

「ふあっ……ンンンッ……」

にゅるっと迎え入れたのちに強い圧迫を覚え、思わず入りそうになる力を慌てて抜いた。

ゆっくり、ゆっくりと祥吾が奥へと向かう。

「ひっ……あああっ!」

柔らかく解して貰ったところも、緊張でまた固くなる。

「痛い？」
「だいじょおぶだから、早くっ……」

苦しみは長いより、一瞬がいい。
その思いは通じたのか、祥吾は頷くと共に、腰をぐんっと勢いよく跳ねさせた。