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恋と秘密と幼なじみ

第2章 ぎこちない遊戯

それは思ったよりも生々しく、可愛いと思えるものではなかった。
ぬめっとした感覚が気持ち悪く、なにより罪深く感じる。

証拠を洗い流してしまいたいという意識でシャワーノズルを掴んだ。
勢いよく捻り、青瓜に水圧を当てた瞬間--

「ふぁあっ!?」

ゾクッと快楽が弾け、毛穴が逆立つような衝撃が身体を駆け抜けた。

思わず漏れてしまった声を恥じるように慌てて口許を手で抑える。

(何これ……ヤバい……)

少し勢いを落としてからもう一度シャワーをそこに当ててみる。
今度は声を漏らさないように、強く歯噛みをしながら……

「ッッ……んっ……」

それでも喉の奥は鳴ってしまう。

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