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恋と秘密と幼なじみ

第11章 プールの中の恋人

祥吾は更にその奥へと手を伸ばしていく。

柔らかくもザラリとした水着の生地の奥に十二歳の少女の柔尻の弾力を感じる。

陽姫はビクッと動いて口許を祥吾の耳に寄せた。

「触りすぎ……」

恥ずかしそうに訴えてくるが、意外にも拒絶の反応は薄い。

(意外とひめちゃんもこのシチュエーション愉しんでるとか?)

自分勝手な解釈をし、指を更に股の間へと潜らせた。

「ば、ばかっ……こんなとこで……」

さすがに焦った声を出すが、腰を引いたり身を捩ったりはしない。

思い切ってその指ににゅむっと力を入れて押してみる。

「んっ……」

陽姫はぎゅっと祥吾の肩を掴み、顔を伏せる。
恥ずかしさからか、小刻みに震えていた。

ちゅくちゅくちゅくと優しく撫でるたびに濡れた黒髪がふるふると揺れる。

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